愛犬に安心のお洗濯方法|梅雨の洗剤選びと部屋干しのコツ

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愛犬に安心のお洗濯方法

愛犬が毎日体を預けるベッドカバーやマット、お洋服。飼い主様はどんな洗剤で、どんなふうに洗っていらっしゃいますか?「家族の洗濯物と一緒に、いつもの洗剤で」という方も多いかもしれません。

実は、犬の皮膚は人間よりもずっと薄くてデリケート。洗剤の選び方や洗い方しだいで、かゆみや肌トラブルの原因になってしまうこともあるのです。さらにこれからの梅雨は、雑菌が繁殖しやすい高湿度の季節。布製品の衛生管理がいちばん大切な時期でもあります。

この記事では、愛犬の肌にやさしい洗剤の選び方から、漂白剤の落とし穴、毎日の寝具やベッドカバーの洗い方、そして梅雨どきの部屋干し・衛生対策まで、まとめて分かりやすくご紹介します。

愛犬に安心のお洗濯方法

1. 犬の皮膚は、人間の赤ちゃん以上にデリケート

まず知っていただきたいのは、犬と人間の皮膚の違いです。見た目は被毛に守られて丈夫そうに見えますが、その下の皮膚はとても繊細です。

皮膚の厚さは人間の数分の一

人間の表皮が15〜20層の細胞でできているのに対し、犬の表皮はわずか3〜5層。厚さにすると人間の1/5程度しかありません。だからこそ、布に残ったわずかな洗剤成分でも刺激になり、かぶれや炎症につながることがあるのです。

肌のpHも人間とは大きく違う

人間の肌が弱酸性(pH5.5前後)なのに対して、犬の肌は中性〜弱アルカリ性(おおむねpH6.2〜7.4。犬種や体の部位によってはさらに高い値も報告されています)。肌が酸性であることは細菌の繁殖を抑えるバリアの役割を果たすため、酸性度の低い犬の肌はもともと細菌が繁殖しやすく、皮膚トラブルを起こしやすい体質です。寝具やベッドカバー、服など「肌に直接触れる布」の清潔さと洗剤選びが、人間以上に大切な理由がここにあります。

※参考文献:Matousek JL, Campbell KL. A comparative review of cutaneous pH.(米イリノイ大学獣医学部/学術誌 Veterinary Dermatology, 2002)/Schlake J, et al. Influence of age, sex, body condition score, rectal temperature, anatomical location and hair on skin pH in dogs.(Veterinary Dermatology, 2022)

人と犬の皮膚の違い(表皮の層の数・pH)を比較した図解

2. 意外とやりがち!愛犬の洗濯物のNG習慣

よかれと思ってしている毎日のお洗濯にも、愛犬にとっては負担になる「落とし穴」が潜んでいます。代表的な3つをご紹介します。

NG1:香りの強い洗剤・柔軟剤を使う

犬の嗅覚は人間の数千倍〜数万倍ともいわれます。人間には心地よい香りでも、愛犬には強いストレスになることがあります。また、合成香料や蛍光増白剤は皮膚への刺激やアレルギーの原因になることも。愛犬の布製品に柔軟剤は使わないのが基本です。

NG2:すすぎを「節水コース」で済ませる

布に残った洗剤成分は、皮膚炎のいちばん身近な原因です。愛犬のものを洗うときは、すすぎを1回多めに設定するくらいの気持ちで、洗剤をしっかり落としましょう。

NG3:消毒のつもりで漂白剤を一緒に入れる

除菌・消臭のために塩素系漂白剤を使いたくなりますが、ここは要注意。

塩素系漂白剤(主成分は次亜塩素酸ナトリウム)は漂白力がとても強く、汚れだけでなく、生地を染めている染料まで分解(脱色)してしまう性質があります。だから使えるのは白い無地の衣類などに限られ、色柄物には使えません

洗剤メーカーの花王も「漂白力が強いので、染料まで脱色してしまうことがあり、色柄物には使用できません。白い無地の衣類やタオルなどにだけ使用できます」と明記しています※2。さらに強いアルカリ性で生地そのものも傷めるため、大切なお洋服やベッドカバーには使わないでください。

色柄ものの除菌には、染料を脱色しない酸素系漂白剤(後述)が適しています。

※2 出典:花王 製品Q&A「【相違点】漂白剤の塩素系と酸素系の違いは何?」(https://www.kao.com/jp/qa/detail/16551/)

💡 布製品の衛生といえばダニ対策も気になる季節。こちらもあわせてどうぞ

 ダニと環境アレルゲンについての公式記事


3. 愛犬の肌にやさしい洗剤の選び方と洗い方

それでは、どんな洗剤を選べばよいのでしょうか。ポイントは「液性(弱アルカリ性か中性か)」と「香料・添加物の少なさ」の2つです。

基本は「ペット用洗剤」か「無香料の人用洗剤」

犬の皮脂は、人間と違って硬いロウ状の成分(ワックスエステル)を多く含み、ふつうの衣料用洗剤では落としきれないことがあります。これがニオイ残りの正体です。

第一候補は、ペットの皮脂汚れに合わせて作られたペット用品専用の洗剤(例:ライオンペット「ペットの布製品専用 洗たく洗剤」など。なめても安心な植物生まれの除菌成分を使用)。人用を使う場合は、無香料・蛍光増白剤無配合で、タンパク質や脂肪を分解する酵素入りのものを選びましょう。

「弱アルカリ性」と「中性」の使い分け

洗剤には液性があり、それぞれ得意分野が違います。

弱アルカリ性は皮脂や汗などの酸性汚れに強く、毎日使う綿のマットや敷物向き。ただし繊維へのダメージはやや大きく、すすぎ残しの刺激も強めなので、すすぎは念入りに。

いっぽう中性洗剤は洗浄力が穏やかなぶん生地にやさしく、色落ち・型崩れを防げるため、お洋服やデリケートな素材、肌の敏感な子にはこちらが安心です。

除菌したいときは「酸素系漂白剤」を

梅雨どきの除菌・消臭には、色柄ものにも使える酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)が便利です。

約40℃のぬるま湯に溶かして30分〜2時間つけ置きすると、生乾き臭のもとまですっきり落とせます。ただし、これが向くのは、デザイン性の高い犬用アイテムや上質なベッドカバーではなく、色落ちのない丈夫で普通の布製品(たとえば人間用のタオルなど)に限ります。使用前には必ず目立たない場所で色落ちテストをしてください。

⚠ 上質なカバー・デリケートな犬服には、酸素系漂白剤を使わないでください。 

ウール・シルクなどの動物性繊維、濃色に染められた生地、抗菌・消臭などの機能性加工(光触媒コーティングなど)を施した上質なベッドカバーは、漂白剤や高温でのつけ置きによって、色や風合い、せっかくの機能が損なわれるおそれがあります。これらは次にご紹介するとおり、中性洗剤のみでやさしく洗うのが基本です。

除菌したいときは酸素系漂白剤を

上質なカバーやデリケートな犬服は「中性洗剤」でやさしく

機能性加工や濃色を施した上質なベッドカバー、繊細な素材の犬服は、洗浄力の強い洗剤や漂白剤を避け、中性洗剤でやさしく洗うのが基本です。手順は次のとおりです。

① 洗濯表示を確認し、中性のおしゃれ着用洗剤を使う
② 形くずれを防ぐため洗濯ネットに入れ、「手洗い(ドライ)コース」で洗う
③ 脱水は短めに。漂白剤・柔軟剤・タンブラー乾燥は使わない
④ 風通しのよい日陰でしっかり乾かす(梅雨は扇風機やサーキュレーターを併用して素早く)

強くこすったり高温でつけ置きしたりせず、生地本来の風合いと機能を守ることが、上質な一枚を長く清潔に使い続けるコツです。

梅雨こそ大切な「日ごろの衛生習慣」

湿度の高い梅雨は、ダニ、雑菌、カビがもっとも繁殖しやすい季節です。室内犬の布製品からは、大腸菌やアレルギーの原因になる真菌が高い割合で検出されたという調査報告もあります。次の習慣を心がけましょう。

  • マットや服はこまめに洗い、濡れたまま放置しない
  • 洗う前に毛をブラシや粘着クリーナー(コロコロローラー)で取り除き、洗濯物は洗濯槽の7割まで
  • 部屋干しのときは衣類乾燥除湿機(サーキュレーター併用が効果的)で一気に乾かす(生乾きの時間が長いほど雑菌が増えます)
  • 洗えるカバー類は週1回を目安にお洗濯。晴れた日は外で風を通し、梅雨で外干しできない日は部屋干しに便利な衣類乾燥除湿機で室内でしっかり乾かしましょう(サーキュレーターを併用するとより早く乾き、乾くまでの時間が短いほど雑菌やニオイを抑えられます)
  • ただし素材によっては直射日光(紫外線)が色あせや生地の劣化の原因になることも。洗濯表示を確認し、デリケートな素材や色の濃いものは風通しの良い日陰に干しましょう
サーキュレーター併用が効果的

4. 「丸洗いできる寝床」が、梅雨のいちばんの衛生対策

愛犬は一日の大半を眠って過ごします。その間、もっとも長く体を預けているのが「ベッド」です。だからこそ、洗いたくても洗えないベッドでは、梅雨の衛生対策に限界があります

アンベルソの「ロイヤルベッド」は、清潔を保つために生まれた犬のベッド

アンベルソのロイヤルベッドは、デリケートな愛犬の肌と衛生面を第一に考えた日本製の犬のベッドです。

アンベルソの「ロイヤルベッド」は、清潔を保つために生まれた犬のベッド

🚿 カバーを外してご家庭で洗える
肌に触れる部分をいつでも清潔に。梅雨の時期も、こまめなお洗濯で雑菌やニオイを溜め込みません。

💨 通気性のよい構造で湿気がこもりにくい
高温多湿の季節も蒸れにくく、雑菌やダニが好む環境をつくりません。

✨ カバーだけでなく、中材まですべて洗える
肌に触れるカバーはもちろん、中のクッション材まで丸ごと洗えるから、ベッドの奥に潜む雑菌やダニも溜め込みません。防水カバーを装着すれば水分を完全ブロックでき、汚れたカバーだけを洗濯機へ入れればOKです。

ロイヤルベッドの3つの特長(丸洗いOK・優れた通気性・圧倒的なホコリ対策)

ロイヤルベッドの正しいお洗濯方法

本記事でご紹介した「肌にやさしい洗い方」は、ロイヤルベッドのお手入れにもそのまま当てはまります。公式の洗濯ガイドのポイントは次のとおりです。

  • 洗剤:必ず中性洗剤を使用してください(塩素系漂白剤は色落ちの原因になるためお避けください)
  • すすぎ:洗剤のすすぎ残しは、素材の劣化や愛犬の皮膚トラブルの原因になります。すすぎは十分に行ってください
  • 乾燥:すべてのパーツにおいて、乾燥機(タンブラー乾燥)は厳禁です
  • 干し方:すべてのパーツを直射日光を避けて陰干ししてください

カバーの洗濯:縮みや変質を防ぐため、乾燥機(タンブラー乾燥)の使用は厳禁です。また、直射日光(紫外線)は生地の色あせ・劣化の原因になります。必ず日陰で乾かしてください

⚠ 直射日光(紫外線)による素材劣化にご注意ください。 クッション3層のうち、上層の無膜ウレタンフォームも、2層目・3層目のファイバー素材も、直射日光に当てると劣化します。特に無膜ウレタンフォームは、洗剤のすすぎ残しと紫外線が重なると、ボロボロと細かく崩れることがあります。これは紫外線が樹脂の分子結合を破壊するために起こる現象で、一度この症状が出たウレタンは、元の強度や機能には戻りません。だからこそ、すすぎは十分に、乾かすときは必ず陰干しを徹底してください。

💡 ロイヤルベッドの詳しい洗い方は、公式のお洗濯方法ガイドでも写真つきでご案内しています。

万一劣化してしまった場合も、ロイヤルベッド本体はパーツごとの交換が可能です。傷んだパーツだけを新しくして、永くご愛用いただけます。

中材まで丸洗いできる日本製の犬用ベッド「ロイヤルベッド」をシャワーで洗う様子

5. 「眠り」と「食事」で、愛犬のトータルヘルスケアを

清潔で快適な睡眠環境は、愛犬の健康を支える土台のひとつです。アンベルソは、上質な犬用ベッドで「体を休める」ことに加え、良質な**ドッグフード**で「体をつくる」ことまで含めた、**トータルヘルスケア**をご提案しています。

ベッドで清潔な眠りを整えたら、日々の食事も見直してみませんか。愛犬の「今」の状態に寄り添うドッグフード選びも、健やかな毎日への大切な一歩です。


まとめ:肌に触れる布から、梅雨の衛生対策を

愛犬の皮膚は人の数分の一の薄さで、肌のpHももともと細菌が繁殖しやすい性質。だからこそ、肌に触れる布の「洗剤選び」と「乾かし方」が、人以上に大切になります。最後に、今回のポイントを振り返ります。

  • 洗剤は使い分けを。皮脂汚れの強い綿のマットや寝具は弱アルカリ性でしっかり、デリケートな犬服や上質なカバーは中性洗剤でやさしく
  • 柔軟剤・塩素系漂白剤は使わない。除菌は、色落ちのない普通の綿製品にのみ酸素系漂白剤を。光触媒や濃色の上質カバーには使わず中性洗剤のみで
  • すすぎは念入りに。梅雨は部屋干し+扇風機・サーキュレーターで一気に乾かし、生乾き臭を防ぐ
  • そして、愛犬が一日の大半を預ける寝床こそ清潔に。中材まで洗えるベッドなら、梅雨の衛生対策に手が届きます

ジメジメする季節も、肌に触れるものを清潔に整えて、愛犬に心地よい眠りを。

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